ANAの住まい用語集
不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。
ゼネコン
【ぜねこん】
ゼネラル・コントラクター (ゼネコン) とは、建物や道路・鉄道などの施工を請け負い、計画から建設まで一連の流れを管理する総合建設業者のことです。事業範囲は幅広く、マンション、ビル、テーマパークや商業施設などの建設に携わります。
一般的な製造業者との違いは、すべての建設を自社のみで行わない点です。具体的には、施行全体のマネジメントを行い、工事ごとに実務を担当する下請け業者へ指示を出します。クライアントは町開発に携わる不動産デベロッパーが多く、ゼネコンは設計または見積もりの段階から施工に関与します。
設計については、
➀意匠設計 (外観・内観デザインなどの設計)
➁構造設計 (土台と骨組みの設計)
➂設備設計 (水、電気や空調などの設計)
の3点を行います。
着工後は施工管理として➀工程管理、➁コスト管理、➂品質管理、④安全管理の4点を行い、建物が完成するまで徹底管理します。また、ゼネコンは研究開発にも力を入れており、生産効率の向上と高品質の建築の両立を図るための研究を日々行っています。
【使用シーン例】
・本施設はデベロッパーとゼネコンの協働により実現しました。
・ゼネコンの下請けで鉄骨を主に扱っています。