ANAの住まい用語集
不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。
元金
【がんきん】
元金とは、金銭の貸し借りを行う際における、支払う利息を含まない金額のことです。住宅ローンにおいては、「借入金 (融資金)」を示します。一般的に、金銭を借りた人は貸した人に対して、元金に利息を上乗せして返済します。
住宅ローンの場合、対価として金融機関に支払う利息は、元金に所定の利率をかけたものとなります。住宅ローンの毎月返済では、元金の一部の返済と利息の支払を同時に行うことになり、各返済回数における元金のことを「ローン残高」といいます。
返済方法としては、「元金均等返済」と「元利均等返済」の2種類があります。元金均等返済では、元金の均等返済を行うため、徐々に支払う利子が減少していき、完済まで月々の支払額も減少していきます。
一方の元利均等返済では、初期に元金を少なく返済し利息を多く支払うため、完済まで月々の返済額が変わりません。
住宅ローンを利用する方は、後者の元利均等返済を選択するケースが多いといわれています。また、元金の減る速度が早ければ早いほど支払う利息が少なくなります。そのため、繰り上げ返済によっていかに元金を早く減らしていくかも重要になります。
【使用シーン例】
・住宅ローンでは、借入当初はなかなか元金が減りにくい。
・住宅ローンの繰り上げ返済により元金を減らすことができます。
・マイホーム購入の元金は年収の約10倍でした。