ANAの住まい用語集

不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。

基準金利
【きじゅんきんり】

基準金利とは、各金融機関が定める住宅ローンの基準となる金利のことで、「表面金利」、「店頭金利」や「店頭表示金利」とも呼ばれます。各金融機関が変動金利や固定金利をもとに独自算出しており、金融機関ごとに基準金利は異なります。 一般的に、変動金利型においては日銀が公表する短期プライムレートに1%上乗せした額になることが多く、長期固定型においては長期金利や新発10年国債利回りを指標として、利益やコストなどを考慮した上で定められます。基準金利は住宅ローン商品や金利タイプごとに定められていますが、実際には一定利率低い金利が適用されることが多くなっています。そのため、あくまでも指標として用いられる金利となります。 実際に適用される金利としては、基準金利から値下げされた「優遇金利」や、借入時に適用される「適用金利」などがあり、所定の条件を満たした際に発生します。そのため、住宅ローン比較の際に注目すべきなのは、基準金利よりも優遇金利や適用金利といえるでしょう。しかし条件や金利タイプにより、ローン返済が滞った際には優遇中止の可能性もあるため、基準金利を把握しておくことは重要です。値下げされた金額のみならず、基準金利でも返済額の算出を事前に行っておくことをおすすめします。 【使用シーン例】 ・〇〇銀行が基準金利を0.1-0.3%引き上げました。 ・基準金利は金融機関によって異なりますが、だいたい同じ金額となっています。 ・インターネットバンキングを利用したことで、基準金利からマイナス◯%になりました。

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