ANAの住まい用語集

不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。

固定金利
【こていきんり】

固定金利とは、定められた期間は金利を一定とし、契約に基づいた定額を返済し続ける制度です。よく比較される金利の制度としては、適宜金利が変わっていく変動金利があります。特に住宅ローンでは、借入時から完全に返済するまでの全期間を固定金利とする商品が存在し、これは長期間固定金利型や、全期間固定金利型の住宅ローンと呼ばれています。 固定金利の大きなメリットは、返済計画の見通しが立てやすいことです。金利が一定であるため返済額は契約時から変化しません。従って、35年の長期ローンを組んだ場合でも最終年まで正確に返済額を計算することができ、返済計画やライフプランの計画が容易になります。 一方、デメリットは一般的に金利が高くなりがちであることです。本来金利というものは世界や日本の情勢を考慮して金融機関が損をすることがないようバランスを取りながら適宜変更されていくものです。 しかし、固定金利は30年からそれ以上の長期間金利を変えることなく融資する契約です。情勢が悪化し全体の金利を高く設定し直した場合でも、固定金利で契約した融資の金利は上げることができません。このようなリスクを軽減するために、固定金利は変動金利よりも基準の金利が高く設定されています。 【使用シーン例】 ・固定金利で住宅ローンを契約したので、計画的な返済の見通しが立てられた。 ・経済が停滞し世間の金利が上昇したが、固定金利のおかげであおりを受けずに済んだ。 ・安心を取って固定金利を選択したが、結果的にはより多くの利息を払うことになった。

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