ANAの住まい用語集

不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。

変動金利型
【へんどうきんりがた】

変動金利型とは、借入時から返済を終了するまでの期間で、定期的に金利が見直される制度です。よく比較される金利の制度としては、借入時に契約した金利が返済を終了するまで変動することのない固定金利があります。変動金利型のメリットは、金融情勢に合わせて金利が変化していくため、市場の金利が低下すると借入の金利も低下し得をする可能性があることです。 一方デメリットとしては、メリットの裏返しにもなりますが、市場の金利が上昇した場合には借入の金利も上昇し、返済額が増加することです。また、このように市場の影響を受けるため、返済額が定まらず返済計画が立てにくいこともデメリットだと言えるでしょう。しかし、金利が変動すると言っても、10%の金利が5%や15%まで変化していくような過剰な変動はありません。一般的には、1%以内の小規模な金利の変更でバランスを取っています。 また、大きな市場の変動があったとしても「5年ルール」「125%ルール」という2つのルールが消費者を守っています。変動金利には、5年間は金利を変更されないこと、また、返済額の変更は変更前の1.25倍以内に収めること、という制限があり突発的な負担の急増が起きないようになっています。そのため、大きな心配をする必要はあまりないと言えるでしょう。 【使用シーン例】 ・近年の動向に安定した上昇が見られるため、住宅ローンは変動金利型を選択した。 ・変動金利を選択したが、コロナショックによって一時的に損をすることになった。 ・安定した返済計画を立てるため、変動金利は選択しなかった。

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