ANAの住まい用語集

不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。

短期プライムレート
【たんきぷらいむれーと】

短期プライムレート (通称短プラ) とは、金融機関が優良企業に1年未満の融資を行う際に貸し出す最優遇金利のことです。以前は公定歩合と連動して定められていましたが、1989年以降は各金融機関が定めており、「新・短期プライムレート」とも呼ばれています。日本銀行の政策金利がプライムレートに影響を与えており、国内の景気によって金利は変動します。ただし、長期プライムレートと比較して変動の頻度が少ないことが特徴です(2009年以降、1.475%から変化なし)。 住宅ローンの金利はこの短期プライムレートと連動して定められており、「短期プライムレート+1%」となるのが一般的です。しかし、各金融機関がコストや利益などを考慮した上で定めるため、異なることもあります。 また、短期プライムレートは住宅ローンの変動金利に大きな影響を与えており、上昇によって変動金利の基準は増加し、下降によって変動金利の基準は減少します。 住宅ローンの借入を行う際は数十年にも渡る長期的な支払い計画を考えることが大切です。そのため、変動金利に影響を与える短期プライムレートに関与する日銀の政策動向を確認しておきましょう。 【使用シーン例】 ・短期プライムレートはほとんど変化しません。 ・短期プライムレートの指標はメガバンクが公表しているものです。 ・4月と10月の新短期プライムレートと連動して返済中の金利の見直しが行われます。

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