ANAの住まい用語集
不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。
住宅財形貯蓄
【じゅうたくざいけいちょちく】
住宅財形貯蓄とは、家を購入したりリフォームをしたりするための資金の貯蓄を目的とした制度です。給与やボーナスから一定額天引きをして、自動的に貯蓄していきます。そのため、貯蓄が苦手な方でも住宅に関する資金を貯められるメリットがあります。
注意点として、複数の金融機関とは契約できず、1人1社のみとなっており、対象者は55歳未満の従業員です。またマイホームを建てる際に住宅財形貯蓄を利用する場合は、一部になりますが次の条件があります。
【新築・中古住宅の場合】
・床面積が50平方メートル以上
・貯蓄している本人が住むこと(単身赴任の場合は家族)
【リフォーム】
・75万円以上のリフォーム費用であること
・施工後の床面積が50平方メートル以上であること
また、住宅資金以外の目的で払い出すことは契約違反となり、課税対象となります。ただし、災害や病気などが理由であれば認められる場合もあるため、まずは契約した金融機関へ相談することをおすすめします。最終的に積み立てた金額は満60歳以降の受け取りとなり、非課税です。
【使用シーン例】
・住宅財形貯蓄をしていたことによって、リフォーム資金の負担が軽くなった。
・若いうちの住宅財形貯蓄は大きな出費だ。
・住宅財形貯蓄は60歳未満で解約すれば非課税の優遇が受けられなくなる。