ANAの住まい用語集
不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。
全期間固定金利型
【ぜんきかんこていきんりがた】
全期間固定金利型とは、住宅ローンの金利タイプの1つです。ローン返済の初めから終わりまで金利が固定されているタイプを全期間固定金利型といいます。
全期間固定金利型のメリットは、返済額が一定であるため返済シミュレーションが立てやすいことです。金利変動型では金利が低下した場合得をする可能性もありますが、金利上昇のリスクを考えると全期間固定金利型のほうが、金利上昇のリスクヘッジとして効果的です。
ただし、デメリットとして、住宅ローンのなかでも全期間固定金利型は最も金利が高くなっています。そのため、毎月の返済額は高額になり、負担が増加します。さらに固定金利型であるため、万が一市場の金利が低くなったとしても高い金利を払い続けなければなりません。
とはいえ、固定金利であるため支出計画が立てやすくなるのは大きなメリットでしょう。返済を計画通りに進めていきたい方や、金利上昇リスクを懸念する方は全期間固定金利型を選ぶのがおすすめです。
【使用シーン例】
・全期間固定金利型だから金利が上がったとしても影響はない。
・全期間固定金利型だから、住宅ローン以外の支出も立てやすい。
・全期間固定金利型で代表的なのはフラット35があげられる。