ANAの住まい用語集
不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。
当初期間優遇型
【とうしょきかんゆうぐうがた】
当初期間優遇型とは、住宅ローンの金利優遇における2種類のタイプのうち、借入初期に大きな優遇を受けられるタイプのことです。「当初引き下げプラン」などとも呼ばれ、固定金利選択型への適用が多いです。
定められた期間とそれ以降で優遇金利が異なり、当初は基準金利から約1.1-1.7%の金利が優遇され、それ以降は約0.2-1.0%の金利が優遇されます。つまり、3年固定金利などで利用する場合は、4年目からは金利優遇の下げ幅が減少することになります。
そのため、全期間優遇と比較して総返済額が増える可能性があります。ただし、返済途中で借り換えなどを検討する際にはおすすめのプランです。
【使用シーン例】
・当初期間優遇型か全期間優遇かはシミュレーションして選択するべきです。
・財産に余裕があり、短期の返済を計画しているため、当初期間優遇型を選択しました。
・当初期間優遇後の金利の取り扱いは、金融機関によって異なります。