ANAの住まい用語集
不動産に関する基本用語・専門用語を
まとめました。
頭金
【あたまきん】
頭金とは、住宅を購入する契約時に一括で支払うお金のことで、購入価格から住宅ローンで借り入れる金額を差し引いた金額となります。例をあげると、4000万円の新居を購入する際に住宅ローンを3500万円借りた場合には、残りの500万円が頭金ということになります。頭金を多く用意することで得られるメリットはふたつあります。ひとつは住宅ローンの借入額を減らすことができる点です。
これは毎月の返済額や返済年数の削減に繋がり、また支払う利息を削減できるのも大きな利点と言えます。もうひとつは新居の購入金額を上げることできる点です。年収などによって借入額の上限額は制限がかかりますし、過剰に借り入れた場合には生活を圧迫しかねません。しかし、マイホームという大きな買い物の中で妥協したくない条件も多くあるのではないでしょうか。
そうした場合購入できる新居の幅を広げるためには、頭金を多く貯めておくことは重要な選択肢だと言えます。現在の生活と、返済中の生活と、返済を終えた後の老後の生活。全てのライフステージにおいて適切な資金の余裕が持てるように、頭金と住宅ローンの借入額のバランスを考慮することが重要です。
【使用シーン例】
・両親が頭金を援助してくれることになり、全く頭が上がらない。
・頭金を多く用意したことで、希望した条件を満たす新居を購入できた。
・頭金無しで住宅ローンを組み新居を購入したが、毎月の返済が大変だ。