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土地購入にかかる13の諸費用を紹介|目安や安く抑えるコツ・注意点を解説

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土地を購入したいけれど、土地代以外の費用も意外にかかるため不安を感じている方もいるのではないでしょうか?確かに土地購入に関連する費用の目安は、土地代金の5~10%と決して安くはありません。ただし各費用の特徴や、費用が生じるタイミングを理解しておけば、計画的な準備が可能です。この記事では、土地購入に関連する費用の概要と、金額の目安について紹介しています。

土地の購入時にかかる費用

土地の購入時には以下のような費用がかかります。 

  • 仲介手数料
  • 印紙税
  • 手付金
  • 登録免許税
  • 司法書士への報酬
  • 住宅ローン手数料
  • その他費用 

土地の購入にかかる費用は、土地購入時と土地購入後の費用を合計すると、土地代金の510%と言われています。計画的に準備するためにも、各費用の金額の目安や、支払うタイミングについて確認しておきましょう。まずは、土地購入時にかかる費用について詳しく解説します。 

仲介手数料

不動産会社などの仲介会社と媒介契約を結んで住宅購入をする場合、仲介手数料の支払いが必要です。仲介手数料は売買契約締結時と、引き渡し日の2回に分けて50%ずつ支払われます。 

仲介手数料は宅建業法によって以下の通り上限が決まっています。 

取引物件価格(税抜)

仲介手数料の上限

400万円超

取引物件価格(税抜)×3.0%6万円+消費税

200400万円以下

取引物件価格(税抜)×4.0%2万円+消費税

200万円以下

取引物件価格(税抜)×5.0%+消費税

【計算例】土地の取引価格3,000万万円の場合

3,000×3.0%6万円=96×1.1(消費税)=1056,000 

印紙税

領収証や契約書などの課税文書に対して発生する税金を印紙税と言います。印紙税は課税文書に記載された契約金額に応じた金額の印紙を貼付して、消印をすることで納付が完了します。 

土地を購入する場合、売買契約をするとき、およびローンを利用するときに締結する金銭消費貸借契約をするときに印紙税が必要です。金銭消費貸借契約の印紙税については、「住宅ローン手数料」の章で解説します。 

【印紙税(売買契約の場合)】

売買契約書

印紙税額

軽減税率が適用された印紙税額

10万円超え50万円以下

400

200

50万円超え100万円以下

1,000

500

100万円超え500万円以下

2,000

1,000

500万円超え1,000万円以下

1万円

5,000

1,000万円超え5,000万円以下

2万円

1万円

5,000万円超え1億円以下

6万円

3万円

1億円超え5億円以下

10万円

6万円

参考:国税庁 

201441日から2024331日までの間に作成した、以下の要件を満たす契約書については軽減税率が適用されます(軽減措置)。

  • 売買契約書のうち、契約書に記載された契約金額が10万円を超えるもの 

手付金

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