「ANAマイルがたまるクレジットカード」という触れ込みのクレジットカードはたくさんありますが、中でも最強のカードはどれなのか?どれを選べばよりマイルがたまりやすいか?はなかなか分かりづらいのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ANAマイルがたまるクレジットカードについて、メリットや使いやすさの観点から、おすすめのものを厳選しました。
「年会費を節約したい」など、ニーズに応じて紹介しているので、ご自身に合った1枚を選ぶためにお役立てください。
ANAマイルがたまる最強のクレジットカード
ANAマイルがたまる最強のクレジットカードとして、今回取り上げるクレジットカードの一覧からご覧ください。ANAカードだけでなく、それ以外のおすすめカードも含めて厳選しました。
カード名 |
ANA一般カード |
ANAワイドカード |
ANAワイドゴールドカード |
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD |
ANA To Me CARD PASMO JCB |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード |
年会費(本会員、税込)
|
初年度無料 次年度以降2,200円 |
7,975円 |
1万5,400円 |
1万5,400円 |
初年度無料 次年度以降2,200円 |
4万9,500円 |
7,700円 |
マイル還元率(基本) |
0.50% |
0.50% |
1.00% |
1.00% |
0.50% |
1.00% |
1.00% |
ANAカード
最初に、ANAカードの中でのおすすめとして、以下の4つを紹介します。
- ・ANA一般カード
- ・ANAワイドカード
- ・ANAワイドゴールドカード
- ・ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
- ・ANA To Me CARD PASMO JCB
飛行機に乗る回数が少ないなら「ANA一般カード」
飛行機に乗る回数は少ないものの、着実にマイルをためたい場合におすすめなのがANA一般カードです。年会費は初年度無料、2年目以降は2,200円と非常にリーズナブルな設定となっています。
また、最高1,000万円まで補償の海外旅行保険が付帯しているため、海外に行く際のサブカードとして持って行くのにも適したカードです。
なお、国際ブランドはVISA、JCB、Mastercardから選択できます。とくにこだわりがなければ、加盟店が多いVISAを選んでみてはいかがでしょうか。
<こんな方におすすめ>
- ・あまり飛行機には乗らないけどマイルをためたい
- ・年会費はできるだけ安く抑えたい
- ・海外旅行保険が付帯しているカードを選びたい
年会費(本会員、税込)
|
初年度無料 次年度以降2,200円 |
マイル還元率(基本) |
0.50% |
国際ブランド |
VISA、JCB、Mastercard |
海外旅行傷害保険 |
付帯あり(最高1,000万円まで補償) |
入会・継続マイル |
1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル |
10% |
ANA航空券購入マイル |
100円=1.5マイル相当 |
申込可能年齢 |
満18歳以上(高校生・大学生除く、20歳未満の場合は保護者の同意が必須) |
飛行機にたくさん乗る方でコストを抑えたいなら「ANAワイドカード」
出張や旅行、帰省などで飛行機に乗る機会が多い方におすすめなのが、ANAワイドカードです。
搭乗ボーナスマイル付与率が25%と、ANA一般カードに比べるとかなり高く設定されています。
しかし、年会費は7,975円とANAワイドゴールドカード(本会員1万5,400円)に比べるとリーズナブルです。
「効率的にマイルをためたいけど、年会費はできれば1万円以内に抑えたい」という方におすすめします。
<こんな方におすすめ>
- ・飛行機に乗る機会が多い
- ・年会費は1万円以内に抑えたい
年会費(本会員、税込) |
7,975円 |
マイル還元率(基本) |
0.50% |
国際ブランド |
VISA、JCB、Mastercard |
海外旅行傷害保険 |
付帯あり(最高5,000万円まで補償) |
入会・継続マイル |
2,000 マイル |
搭乗ボーナスマイル |
25% |
ANA航空券購入マイル |
100円=1.5マイル相当 |
申込可能年齢 |
満18歳以上(高校生・大学生除く、20歳未満の場合は保護者の同意が必須) |
飛行機に乗る回数が多い&特典重視なら「ANAワイドゴールドカード」
飛行機に乗る機会が多く、付帯特典を重視する方におすすめなのが、ANAワイドゴールドカードです。
マイル還元率も1.0%とANA一般カードおよびANAワイドカードの2倍となっているため、より効率的にマイルがためられます。
海外旅行傷害保険だけでなく、国内旅行傷害保険や国内航空傷害保険も付帯しているため、幅広く旅行中のリスクに備えることが可能です。
<こんな方におすすめ>
- ・飛行機に乗る機会が多い
- ・旅行傷害保険の補償を手厚くしたい
- ・マイルを効率よくためたい
年会費(本会員、税込) |
1万5,400円 |
マイル還元率(基本) |
1.00% |
国際ブランド |
VISA、JCB、Mastercard |
海外旅行傷害保険 |
|
入会・継続マイル |
2,000 マイル |
搭乗ボーナスマイル |
25% |
ANA航空券購入マイル |
100円=2マイル相当 |
申込可能年齢 |
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年会費が安くて保証が豪華な「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」
電車やバスなどの公共交通機関に乗る機会が多く、特典を重視する方におすすめなのが「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」です。
年会費は1万5,400円(税込)とゴールドカードの中ではリーズナブルですが、特典の充実度には目を見張るものがあります。
国内空港のラウンジが無料で利用できる上に、空港ラウンジ共通利用サービス「ラウンジ・キー」も利用可能です。
また、旅行傷害保険の最高補償額も1億円とかなり手厚くなっています。
なお、このカードは東京地下鉄株式会社(東京メトロ)とJCB、ANAの3社が提携して発行するクレジットカードであり、以下の3つのポイントをためることが可能です。
- ・Oki Dokiポイント(JCB)
- ・ANAのマイル
- ・メトロポイント(東京メトロ)
Oki DokiポイントおよびメトロポイントはANAのマイルに交換できます。生活のさまざまなシーンでマイルを効率的にためられる便利なカードです。
<こんな方におすすめ>
- ・飛行機に乗る機会が多い
- ・旅行傷害保険の補償を手厚くしたい
- ・電車、バスに乗る機会も多い
- ・空港ラウンジを使いたい
年会費(本会員、税込) |
1万5,400円 |
マイル還元率(基本) |
1.00% |
国際ブランド |
JCB |
海外旅行傷害保険 |
付帯あり(最高1億円まで補償) |
入会・継続マイル |
2,000 マイル |
搭乗ボーナスマイル |
25% |
ANA航空券購入マイル |
100円=2マイル相当 |
申込可能年齢 |
満20歳以上 ※本人に安定継続収入があることが必要 |
オートチャージでもマイルたまる「ANA To Me CARD PASMO JCB」
電車やバスに乗る機会が多く、交通系ICカード「PASMO」へのオートチャージを使いたい方におすすめなのが「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
先ほど紹介した「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」と同じく、東京メトロとJCB、ANAの3社が提携して発行しています。
PASMOが内蔵されているため、設定を済ませればオートチャージ機能が利用できます。
また、このカードを使って定期券を購入すると、メトロポイントとOki Dokiポイントをダブルでためることが可能です。
18歳以上の学生(高校生を除く)であれば申込ができるため、日々の移動でマイルをためたい学生・社会人の方にもおすすめです。
<こんな方におすすめ>
- ・東京メトロ各線を使って通勤・通学している
- ・PASMOのオートチャージ機能を使いたい
年会費(本会員、税込)
|
|
マイル還元率(基本) |
0.50% |
国際ブランド |
JCB |
海外旅行傷害保険 |
付帯あり(最高1,000万円まで補償) |
入会・継続マイル |
1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル |
10% |
ANA航空券購入マイル |
100円=1.5マイル相当 |
申込可能年齢 |
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ANAカード以外
ANAカード以外にも、ANAのマイルをためやすいクレジットカードはあるので有効活用しましょう。
ここでは、以下の2つのクレジットカードを紹介します。
- ・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- ・ANAアメリカン・エキスプレス・カード
一気にポイント交換すると5000マイルがボーナスでたまる「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが、世界的ホテルチェーン・マリオットインターナショナルと提携して発行しているクレジットカードです。
マリオットインターナショナルの会員プログラム「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」参加ホテルでの利用は100円につき6ポイント、それ以外の場所での利用は100円につき3ポイントが付与されます。
また、このカードの利用により得られるポイント(マリオットポイント)を一気に6万ポイント交換すると、ボーナスとして5,000マイルを追加で受け取ることが可能です。
マイル還元率は1.25%にも達するため、非常に効率的にマイルをためることができます。
なお、このカードの会員に対しては、「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」のゴールドエリート会員資格が自動的に付与されるのも大きな特徴です。
レイトチェックアウトや客室のアップグレードなどの特典が受けられるため、旅行好きの方にもおすすめできるカードの1つです。
<こんな方におすすめ>
- ・効率的にマイルをためたい
- ・旅行やホテルステイが好き
年会費(本会員、税込) |
4万9,500円 |
マイル還元率(基本) |
1.00% |
国際ブランド |
American Express |
海外旅行傷害保険 |
付帯あり(最高1億円まで補償) |
入会・継続マイル |
ー |
搭乗ボーナスマイル |
ー |
ANA航空券購入マイル |
ー |
申込可能年齢 |
満20歳以上(学生不可) |
航空券購入のマイル還元が2.5%の「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルがANAと提携して発行するクレジットカードです。
特筆すべき点は、ANAの航空券を購入した際のマイル還元率が2.5%と極めて高いことです。
搭乗時のボーナスマイルも区間基本マイレージの10%が付与されるため、効率的にマイルをためられます。
航空券を購入する機会が多い方におすすめのカードです。
また、ほかのANAカードのように、年間移行可能ポイント数に制限はありません。
年会費6,600円(税込)のポイント移行コースに登録すれば、ポイントの有効期限が無期限になるため、じっくりためることが可能です。
たくさんポイントをためて、一気にマイルに移行するといった使い方もできます。
<こんな方におすすめ>
- ・カードで航空券を購入する機会が多い
- ・有効期限を気にせずじっくりマイルやポイントをためたい
年会費(本会員、税込) |
7,700円 |
マイル還元率(基本) |
1.00% |
国際ブランド |
American Express |
海外旅行傷害保険 |
付帯あり(最高3,000万円まで補償) |
入会・継続マイル |
1,000 マイル |
搭乗ボーナスマイル |
10% |
ANA航空券購入マイル |
100円=2.5マイル相当 |
申込可能年齢 |
満20歳以上(学生不可)
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ANAマイルをためるクレジットカードの選び方・ポイント
ANAマイルを効率的にためるためには、クレジットカードの選び方にも気を使いましょう。自分に合ったカードを選べれば、より効率的にマイルがたまるはずです。ここでは、選ぶときに意識したいポイントを解説します。
ポイント還元率とカードの利用予定額を比較する
カードを選ぶ際は、ポイント還元率とカードの利用予定額を比較してみましょう。カードでの決済が多ければ、年会費を払ったとしてもお得になるためです。
たとえば「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」の場合、マイル還元率が1.0%(マイル自動移行コースの場合)とほかのANAカードと比較して高くなっています。このカードの年会費は1万5,400円のため、年間154万円以上使うなら元が取れるはずです。
なお、ここでは便宜上1マイル=1円として計算していますが、交換する特典によって、よりマイルの価値は高くなるため、より少ない決済額で年会費の元が取れるでしょう。
ボーナスマイルと飛行機に乗る頻度を確認する
飛行機に乗る頻度が高いなら、ボーナスマイルのたまりやすさでカードを選びましょう。
ボーナスマイルとは、ANAカードを持っている方がANA便に搭乗した場合に受け取れるマイルのことです。ボーナスマイルの付与条件はANAカードの種類によって、以下のように異なります。
一般カード |
区間基本マイレージ××クラス・運賃倍率×10% |
ワイドカード、ゴールドカード |
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25% |
ボーナスマイルの付与率を選択基準にするなら、ワイドカードまたはゴールドカードを選んだほうがお得です。
お得なキャンペーンを確認する
急いでカードを手に入れる必要がないなら、お得なキャンペーンを確認してから手続きをするのも1つの方法です。
たとえば、2022年12月1日から2023年3月31日まで開催されているキャンペーンでは、参加登録をし、条件を達成すると、マイルがプレゼントされます。
ANA一般カードの場合、以下のマイルが受け取れる流れです。
- ・通常入会特典:1,000マイル
- ・プレゼントマイル:1,000マイル
- ・家族カード設定:2,000マイル
なお、キャンペーンによっても達成すべき条件やプレゼントされるマイル数は異なるため、事前に内容を確認しましょう。
生活スタイルに合ったカードを選択する
効率的にマイルをためるには、生活スタイルに合ったカードを選択するのも重要です。
たとえば、電車やバスなどの公共交通機関に乗る機会が多いなら、先ほど紹介した「ANA To Me CARD PASMO JCB」のように、鉄道会社と提携して発行しているクレジットカードを使いましょう。
交通系ICカードへのチャージや、定期券の購入など、輸送に関連するサービスの費用を払うために使うと、クレジットカード会社のポイントと鉄道会社のポイントの両方がためられる場合もあるためです。
なお、「ANA To Me CARD PASMO JCB」では、東京メトロの定期券売り場や多機能券売機で定期券を購入した場合、メトロポイントとOki Dokiポイントの両方をためられます。
まとめ 生活スタイルに合ったクレジットカードを選択して上手にマイルをためよう
一口に「ANAマイルがたまるクレジットカード」といっても、たくさん種類があります。重要なのは、ご自身の生活スタイルに合ったクレジットカードを選び、使いこなすことです。
飛行機や電車、バスなどの公共交通機関を使う頻度や、年会費の金額、ホテルやラウンジでの特典など、比較検討すべきポイントはいくつかあります。どんな条件を重視するのか踏まえて選んでみるのも1つの方法です。
そして、実はマイルはクレジットカード以外でもためられます。「ANAの住まい」は、不動産の購入、賃貸やリフォーム工事の発注、住宅ローンの借り入れでマイルがたまるサービスです。一度にまとまったマイルを入手できるチャンスでもあるので、住み替えをご検討の際はぜひご登録ください。