沖縄はANAマイルを使って行く旅先として、人気が高い場所の1つです。日本本島からは飛行機で行くのが一般的ですから、マイルを使ってお得に旅したいですよね。ANAマイルを使って沖縄に行く方法は特典航空券に交換する以外にもいくつかあり、よりお得に旅する方法や家族みんなががお得に旅行する方法もあります。 

そこで今回はANAマイルを使って沖縄に行く方法や、沖縄に行くために必要なANAマイル数、沖縄のおすすめ観光スポットを紹介します。沖縄に行くために必要なマイル数や人気の観光スポット情報を知って、沖縄旅行の計画を立てましょう。

ANAマイルで沖縄に行く方法

ANAマイルを使って旅行をする方法といえば、特典航空券を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、ANAマイルを利用して沖縄に行く方法は、特典航空券以外にもあります。4つの方法を紹介します。 

方法1:特典航空券に交換

ANAマイルで沖縄に行く代表的な方法といえば、ためたマイルを特典航空券に交換する方法です。 

沖縄に行くために必要なマイル数は、発着地とシーズンによって変動します。沖縄を含め、特典航空券で交換できるのは普通席のみです。必要なマイル数の詳細は、次の章で詳しく解説します。

方法2:SKYコインでツアー・ホテルを予約

ためたANAマイルをANA SKYコインに交換すれば、航空券とホテルの宿泊がセットの「ANAトラベラーズダイナミックパッケージ」というツアーや、ホテルの予約ができます。 

SKYコインは1マイル=1コインから交換可能です。ただ、1万マイル以上の交換なら、ANAマイレージクラブ会員ステイタスや、ANAカードの種類によって交換レートが1.2〜1.7倍に変動するので、とてもお得に沖縄旅行ができます。 

方法3:ANAトクたびマイル

よりお得に沖縄旅行を楽しみたいなら、ANAトクたびマイルがおすすめです。ANAトクたびマイルはいつもより少ないマイル数で、特典航空券に交換できるサービス。たとえば、通常ハイシーズンなら9,000マイル必要な「大阪・神戸 - 沖縄」が6,000マイルになります。 

対象期間が限定的で、必ず沖縄が対象区間になるわけではありませんが、タイミングが合えばぜひ活用してみましょう。 

方法4:いっしょにマイル割

「いっしょにマイル割」は、ANAマイレージクラブ会員とその家族最大3人までが、お得に沖縄に行けるサービスです。 

たとえばレギュラーシーズンで東京発着の場合、ANAマイレージクラブ会員は往復1万マイル、同行する家族は往復1人26,400円で沖縄に行けます。4人家族なら、「1万マイル+78,000円」で沖縄旅行ができる仕組みです。 

ANAマイルで沖縄に行くのに必要なマイルは?

ANAマイルで沖縄に行くために必要なマイル数は、発着地とシーズンによって変動します。シーズン設定はローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)の3つです。 

代表的な区間ごとに必要な片道のマイル数は以下のようになっています。

区間

ローシーズン

レギュラーシーズン

ハイシーズン

東京 - 沖縄(那覇)

7,000マイル

9,000マイル

10,500マイル

東京 - 石垣・宮古

8,500マイル

10,000マイル

11,500マイル

大阪 - 沖縄(那覇)

6,000マイル

7,500マイル

9,000マイル

東京 - 石垣・宮古

7,000マイル

9,000マイル

10,500マイル

【島別】ANAマイルで行ける沖縄の観光スポット

ANAマイルを使えば、沖縄本島だけでなく、宮古島や石垣島にも行けます。また、石垣島から足を伸ばせば、人気の竹富島に行くことも可能です。それぞれの島の人気の観光スポットを紹介します。 

沖縄本島

日本のリゾート地・沖縄本島は、夏はもちろん、それ以外の季節も人気が高い観光地です。東京・大阪から那覇空港までは直行便が出ており、東京(羽田)発着の場合の飛行時間は2時間35〜45分程度、大阪(関西国際)発着の飛行時間は1時間45分〜2時間15分程度かかります。数ある観光スポットの中から、おすすめ観光スポット3選を紹介します。 

沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館は、沖縄本島北西部にある海洋博公園内にあります。 

全長8.8mものジンベエザメをはじめ、エイの中でも最大級のナンヨウマンタなど、黒潮で生活するさまざまな魚たちを巨大アクリルパネルの水槽で一望でき、まるで海の中にいるような体験ができます。また、サンゴの水槽は屋根を設置しないことで自然光を取り入れ、自然本来のサンゴの姿を楽しめるのも特徴です。 

国際通り

国際通りは那覇市内にある沖縄のメインストリートです。通りには約600もの店が軒を連ね、連日多くの人で賑わっています。 

お土産屋さんはもちろん、居酒屋・カフェなどの飲食店、宿泊施設などもあり、沖縄本島を訪れたら、ぜひ足を運びたいスポットです。本格的な琉球料理が楽しめるお店や、アメリカンなステーキが味わえるお店などもあります。昼間はもちろん、ナイトスポットとしてもおすすめです。

首里城

世界遺産であり、琉球王国の歴史を象徴する首里城も、沖縄本島を訪れたら欠かせない観光スポットの1つ。 

2019年に正殿や周辺の一部が焼失してしまいましたが、フォトスポットとしても人気の守礼門や、正殿周辺の広福門をはじめ、首里城公園全体は現在も観光できます。また、復元の様子を見られる見学エリアが完成しており、今しか見ることができない風景を堪能できるのも魅力です。

宮古島

付かずの自然が数多く残る宮古島では、昼には「宮古ブルー」の海、夜には際限なく広がる美しい星空が楽しめます。東京・大阪からは直行便が出ており、東京(羽田)発着で約3時間、大阪(関西国際)発着で約2時間20分の距離です。宮古島の人気の観光スポット3選を紹介します。

宮古島の観光スポット1:与那覇前浜ビーチ 

地元民からは「マイバマビーチ」と呼ばれている与那覇前浜ビーチは、宮古ブルーの海とサラサラの白い砂浜が美しいビーチです。全長約7kmの天然ビーチで、更衣室なども完備されています。 

海水浴はもちろん、ビーチに寝転がってのんびりとした時間を過ごすのにもおすすめです。また、ジェットスキーなどのマリンスポーツも楽しめます。ビーチからは来間島にかかる来間大橋も眺められ、フォトスポットとしても人気があります。

宮古島の観光スポット2:雪塩ミュージアム 

宮古島のお土産として人気がある雪塩の魅力が詰まった雪塩ミュージアムは、雪塩の製造工程を学んだり、試食をしたり、カフェで楽しんだりできる観光スポットです。運がよければ、実際の製造工程も見学できます。 

雪塩や雪塩を使ったお菓子などは、宮古島のさまざまな場所で購入できますが、雪塩ミュージアムの限定商品もあるので必見です。

宮古島の観光スポット3:伊良部大橋 

伊良部大橋は、宮古本島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの橋です。どこまでも広がる空を感じながら、まるで海の上を走っているような絶景が楽しめます。2015年に開通し、無料で渡れる橋としては日本最長の橋です(2023年3月20日現在)。 

伊良部大橋を渡ると、点在する津波石が印象的な「佐和田の浜」、ダイバーから人気が高い「通り池」、美しい海とダイナミックな飛行機の着陸が楽しめる通称「17エンド」など、人気の観光スポットが多数あります。 

石垣島

那覇から約410km、台湾まで約250kmの石垣島は、マンタとの遭遇率が高く、世界中から観光客が訪れるリゾートアイランドです。東京・大阪からは直行便が出ており、東京(羽田)発着で約3時間40分、大阪(関西国際)発着で約2時間50分かかります。石垣島でおすすめの観光スポットを3つ見ていきましょう。

石垣島の観光スポット1:川平石崎マンタスクランブル 

世界有数のマンタ遭遇スポットとして知られる川平石崎マンタスクランブルは、石垣島の北西部に位置しています。 

世界各地からダイバーが訪れる人気のダイビングスポットで、ダイビング体験ツアーも人気があります。黒真珠の養殖地でもあり、お土産に黒真珠を購入する人も多いです。近くの川平湾からは、グラスボートも出ているので、ダイビングをしない方も楽しめます。

石垣島の観光スポット2:石垣島鍾乳洞 

日本最南端の鍾乳洞である石垣島鍾乳洞は、サンゴ礁から生まれた幻想的な観光スポットです。 

全長3.2kmの鍾乳洞のうち660mが公開されており、洞窟内には美しいイルミネーションも施されています。「神々の彫刻の森」や「トトロ鍾乳石」や「シャコ貝の化石」など、見どころも豊富です。

石垣島の観光スポット3:伊原間サビチ鍾乳洞 

約2億7,000万年前にできたと言われてる伊原間サビチ鍾乳洞。 

洞窟を抜けると、コバルトブルーの美しい海が見渡せます。日本にはさまざまな鍾乳洞がありますが、海面に面している鍾乳洞は珍しく、ここでしか見られない景色が楽しめます。洞窟内にはパワースポットの岩があるほか、さまざまな石柱や化石なども鑑賞できます。 

3:その他(竹富島)

昔ながらの沖縄の風景が残る竹富島は、石垣島から高速フェリーで約10分の場所にあります。島内に空港はないため、東京・大阪から訪れる場合は、石垣島を経由しましょう。3つのおすすめ観光スポットを紹介します。

その他の観光スポット1:なごみの塔 

なごみの塔は、竹富島のほぼ中心部に位置する展望台です。元々は、集落に連絡を伝えるために作られました。 

残念ながら老朽化によって登ることはできませんが、集落を守ってきた場所としての独特の雰囲気を体感できます。隣接している「あかやま展望台」から竹富島の集落を眺められるので、ぜひ訪れて昔ながらの沖縄の風景を楽しみましょう。

 

その他の観光スポット2:水牛車 

竹富島観光の名物といえば水牛車です。のんびりと進む水牛車に乗って、島内観光ができます。 

南国の風を感じながら、昔ながらの赤瓦屋根の街並みや、トロピカルムード満点の美しい花々を楽しめます。島生まれの「おじぃ」がガイドを務め、三線弾き語りしてくれるのも特徴です。島唄の心地よいメロディが日常を忘れさせてくれるでしょう。

その他の観光スポット3:カイジ浜(星砂の浜) 

カイジ(皆治浜)浜は、遊泳はできませんが、お散歩にはぴったりのスポットです。 

別名・星砂の浜と呼ばれている通り、砂浜で星の砂が見つかります。ビーチに生い茂った木々の木陰で休んで、のんびり流れる島の時間を体感しましょう。 

まとめ 

今回はANAマイルで沖縄に行く方法や必要なマイル数、おすすめの観光スポットを紹介しました。魅力溢れる沖縄に遊びに行くなら、お得に旅できる「ANAトクたびマイル」がおすすめです。対象区間は毎週更新されるので、定期的に公式ホームページでチェックしてみてください。行きたい観光スポットへのアクセスもチェックして、沖縄を思いっきり満喫しましょう。 

航空券もホテルもマイルを使うとなると、それなりのマイル数が必要です。ANAマイルがたまる不動産情報サービス「ANAの住まい」なら、不動産の成約で最大8万マイルがたまります。ぜひ活用して、効率的にマイルをためましょう。

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